スローペースに見えますが

わたしの中では相当猛スピードでマンガを読んでいます、今年。ということで記念すべき10冊目突入ネ。ブラボーブラボー!ええと、今回は同じ漫画家さんの新撰組モノをば2点。

北走新選組 (花とゆめCOMICS)北走新選組 新撰組終焉の地、五稜郭とそれ以降を扱ったマンガ。土方が主人公でないのが逆になかなかよかった。いつも考えるんだけど、土方は死ぬために戦っていたのか、生きるために戦っていたのかって。まあ、ホントのところはわかんないんだけど、この辺の心理描写は三谷幸喜の新春ドラマ「新選組!!」が良すぎたので、ちょっとかすんじゃったカモ?でも、いわゆる新撰組の人気キャラたちは皆無だったにもかかわらず面白いデス。いい。

凍鉄の花 沖田総司土方歳三を憎んでいた。という設定にやられて買った。こちらは、史実に忠実な「北走新選組 (花とゆめCOMICS)」と違って完全にマンガっぽい設定(二重人格とか)がいいなあ、と。ただ、沖田の一連の心理がよくわかんなくて戸惑ったかも。私の中では「北走新選組 (花とゆめCOMICS)」に軍配が上がりますにゃ。でもいいと思う、こういう視点。好き。