折り畳むだけ! 数十秒からできるお手軽ブックカバー♪


単行本はブックカバーしない派、文庫と新書はブックカバー手作り派のtureusaです。どもコンニチハ*1。今回はtureusaおすすめ、数十秒から作れるちょっとオシャレなブックカバーを紹介しまーす。

お気に入りの雑誌の1ページをブックカバーに

手作りカバーというとたいそうなもののようですが、そこはめんどくさがりのtureusaです。作り方は、書店のそれと同じ。紙を本の形にあわせて折るだけ。終わり。という適当さ。うわー「作る」とか言っちゃうにはおこがましいほど簡単だ。


東急ハンズのカタログページ(灯り)を文庫カバーにする
では、どんな紙を使うかと言うと、実は廃棄される運命にある雑誌の1ページ*2。手放すには惜しいお気に入りページだけ切り取ってストックしておけば、ついでにブックカバーができて一挙両得だよ。たいていの雑誌は糊がゆるくて手で簡単にページが取り外せるので、それを本の大きさに合わせてパタパタ折り畳めばハイできあがり。取り外すときにページが多少ちぎれちゃっても折ってしまえばわからないから雑な人(tureusaのことかー!)にも向いてます。詳しい折り方は、こちらのサイトさんをご覧頂くか、お手持ちの書店カバーをご確認くだしゃんせ。
雑誌って読み捨てになりがちだけど、実はプロの写真やデザインが手軽に手に入る宝庫なわけで、ファッションブランドとかの広告ページや、イラストの入ってるページとか。もうお腹いっぱい盛りだくさん。これを使わない手はありません。デザイン自体は好みにもよるけど、tureusa的には全面同柄よりは、余白の美があるものの方がブックカバーに合うように思います。使いやすい紙質は、ほどよいペラペラ感とツヤツヤ感とヘナヘナ感があるカラーページ。折りやすく扱いやすく本自体と擦れても嫌な音がしないです。


◇ いずれも雑誌ページから作ったブックカバー

気分は装丁家!?勝手に表紙をプロデュース!

このブックカバー、手軽でローコストというのがもちろん最大の利点ですが、実はそれよりなにより、ストックページの中から、本のイメージに合うページをみつくろっていく一連の作業がめちゃ楽しい。本に合うページの選定はもとより、どこで折るかがけっこう大事で、なかなかどうして同じ素材でも、どの場面で切り取るか、どの位置で折り返すかで全然イメージが違ってくる。


◇ 地図を街中で広げるのは恥ずかしいからブックカバーを。地図なら地球儀?ということで使用したのは東京国際家具見本市チラシ。地球儀の配置でイメージが違う。図(1) (2) (3)
そもそも、切り取ったページっていうのは、写真だろうがイラストだろうが完結されたデザインであるわけで、それをさらに「本」という完結された大きさの素材に合わせなければならない。そういう制限あればこその醍醐味というか、そこにある素材で一番いい頃合いを探っていくのがたまんなく面白いのだ。みけんにしわ寄せたり、好きな歌を口ずさんだりしながら、じっくり本に向き合っている幸せ。自分が作ったカバーによって本が輝きを増す幸せ。装丁家ってこんな気分なんだろうかねぇ。それに、こうやって1冊1冊作っていると、愛着が湧くから背表紙が見えなくてもどの本か覚えていられたりする。逆に、なあなあで作ったカバーだとたいてい中身を忘れてるね。ちなみに、カバーの出来栄えが良いと、透明シールを貼って保護することもある親バカっぷりも発揮しています(それより早く本を読めと)。

お出かけするならこんなスパイス♪

ということで、素敵なカバーができたら外に連れ出してあげましょう。カフェデビューさせてあげるのもいいですね。その時は、デルフォニックスあたりの手帳用ゴムバンド(右)をかけておけば本が鞄の中で暴れないよ。かわいいしね。あと、お気に入りのアクセサリーとかをヘアゴムにつけてバンドにしてもかわいいし(左)*3。また、しおりは付箋がオススメ。読んでる途中の行に貼れるからかなり便利。興味がある方は一度お試しあれ。ではー。

*1:棚に並べる本にカバーする?しない?のエントリーに触発されました

*2:文庫・新書ならA4サイズでOK。単行本等A5サイズの本の場合は、B5以上の雑誌2ページを切り取って真ん中で貼り合わせればOK。継ぎ目はだいたい背の部分にくるので、気になる場合はもう1枚背に合う色紙を貼ってもいいかも。でも、裏と表を全然違うデザインのページにしちゃえば継ぎ目がある方がかえっておしゃれに仕上がるよ。

*3:あまりきつくバンドすると飾りで表紙が傷つくよ!(実証済みorz)